常若というあり方について、ひたすらアウトプットを続けていますが、
この発想は、当然組織だけでなく個人のキャリアにとってもあてはめることができます。
常に今の自分の殻を破りながら、新しい自分を作っていきながら、そこに宿る守るべき精神は守り続けていく、
常若のキャリア構築はこれからのキャリア論のメインストリームになっていくでしょう。
とはいえ、個人個人のキャリア構築において守るべき精神性、
言い換えると、仕事をしていく中で大切にしたいポイント
というのはどうすれば見つけられるのでしょうか。
まずはこれまでの仕事を振り返ってみて、
一番嬉しかった瞬間、
主観的に充実していたと感じられる仕事はどんなものであったのか、
どんな仕事をしてるときにエキサイトしたのか
を振り返ってみてください。
答えはいつもこれまでの歩みの中にあります。
さらには学生時代にエキサイトしたこと、やらされたことではなく夢中になれたことを書き出してみてください。
そしてそこからさらに、もっと幼少期にどんな遊びに夢中になっていたかを思い出してみてください。
ヒーロー人形で一人対戦してた人もいれば、
貝殻を集めて並べてた人もいれば、
おとぎ話の絵本を全読破したという人もいるでしょう。
実は幼少期の遊びの傾向は、その人のかなりコアなエキサイトポイントを端的に示すものです。
心理カウンセリングの技法でトラウマの深因を探るために記憶を辿っていくことがありますが、負の記憶だけでなく、正の記憶についてもこの方法は有効です。
最近では新卒の就職活動の際の志望動機の掘り下げでもこういう手法を使うこともあるようですが、
就活の場面ではどうしてもその企業に入りたいという答えがあって、そこへの理由づけという操作を意識的に、あるいは無意識的に脳がしてしまいがちです。
個人のキャリア形成を考えるにあたっては、一度全ての前提条件を取り払った上で、
真に自分を解放できる場面はどこか、
今までエキサイトできたのはどんなときなのかを掘り下げてください。
ここを出発点にしないと空回りし続けてしまいます。
自分一人では難しければカウンセラーの手を借りるのも1つの手ですし、
(弊社にもキャリアカウンセラーいます!)
潜在意識を掘り起こすさまざまなワークショップも各地で開催されています。自分に合うものを探してみるのもいいでしょう。
僕のおすすめは
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