人生は旅であり、旅の恥はかきすてである。

読書論について書きましたが、

学生ならまだしも、社会人が有限の可処分時間を使って読書をするからには、

その生産性を最大化して、読書を自らの血肉にする意識がなければなりません。

読書をどうすれば血肉化できるか、

それはとにかくアウトプットするしかありません。

あなたというタオルが、どんなに良質な生地でできていても、水に浸せばすぐにボトボトになって新しい水を吸収できません。

絞らないといけないのです。

吸った水を思い切って絞る。そうするとまた新しい水を吸える。

知恵や知識をアウトプットするやり方というのはいくらでもあります。

 

昼ごはんのときに同僚に話すもよし、

ブログに書くもよし、

セミナー開くもよし、

勉強会するもよし。

アウトプットすることで、インプットした知識が自分のものになります。

本読んで、頭の中で理解した気になっていても、

いざ自分でわかりやすく説明しようとしてみると、

うまく論理がつながらなかったり、

説明する中で、全然別のこととバチっと繋がったり

アウトプットすることで学びの深さが全然違います。

さらに、

僕の場合はもう一歩進んで、

先にアウトプットの予定を無理矢理入れてしまう、という荒技を使うこともよくあります。

例えば、3ヶ月後に人工知能ついてのセミナーすると決めて段取りし出したら

もう勉強するしかなくなるわけです。

色んな人の話聞いて、色んな本読んで、必死にインプットします。

そして、どうにかこうにかセミナーしてアウトプットすると、また勉強せなあかん項目がでてきてインプットが進みます。

凄いことを言ってるようですが、これは司法試験の勉強では普通の技法で、

勉強できるて自信がついたら試験を受けよう、では一生合格しない、

とにかく模試でも本番でも試験に申し込む、そこに向けて死ぬ気で自分を追い込む、その中で本当に使える知識がついてくるんだよ

と言われて僕らは育ってきました。

思えば経営も全く同じですよね。

経営者に必要な能力って、日々会社を強くするというアウトプットの中で、出てきた課題に対してインプットするのであって、

経営者として必要な力がつくまで起業しないとか言うてたら永遠に起業できないですから。

まずは、いつまでにこんな成果(アウトプット)を出す、と決めること、

成長はそこから始まります。

新年に向けて気持ちを新たにされている皆様は参考にしてみてください♫

 

「実践なき理論は空虚であり、理論なき実践は無謀である」

(ピーター・ドラッカー)

 

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