今回の年末年始は、
かなりゆっくりさせていただいたので、
積ん読になっていた、ベッドサイドの本がかなりすっきりました♫
その中で、これはまだ読んでない経営者、マーケッターがいるなら是非読んどいて欲しいなぁという本があったので、ご紹介します。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
Amazon
この本が衝撃すぎて政府が新しい有識者会議を設立したというぐらい
インパクトの強い本なので、
みんなもう読んでるかもしれないですが、
今さらながら僕も衝撃を受けました。
もちろん、
これからは、労働寿命は伸びるけど、ビジネスモデル寿命は短くなるから、仕事が変わっても活かせる力を身につけましょう
とか
年金に頼るのは不安すぎるから収入の複線化を目指しましょうとか、
一つ一つのトピックについては、僕らも肌感覚で理解していて、いろんな機会にお話しさせてもらうことなのですが、
こうして、データと共にまとめて、人生100年時代にどういうキャリアモデルで生きますか
という話を突きつけられると、
やっぱりすごいインパクトです。
恐らく大方の読者にとってこの表とどう向き合うかはかなり重たい課題になる。
真面目に向き合えば眠れない人も出て来るだろう。
それぐらいインパクトのある表。
70歳で引退し、百歳までいき、老後の所得を最終労働所得の50パーセント維持しようと思えば
我々は、日々、所得の20%を貯蓄に回し続けなければいけない。
〔所得上昇ペースは4パーセント、投資利益率は3パーセントで計算〕
この全ての数字がかなり厳しいものだということは一目見てわかると思う。
そうすると、引退時期を70歳ではなく、80歳にして、
さらに引退後の生活レベルを落とすというのが現実的な解決策になる。
でもそれが果たして現実的だろうか。
80歳、いま30歳の人なら50年後、あなたはどんな仕事ができるだろうか。
世の中から必要とされる仕事ができる80歳になれるだろうか。
学び続けないといけない。
小手先の知識ではなく、50年先にも活かせられる生きた知恵を学び続けないといけない。
これからは、学び、というワードが今まで以上に意味をもってくる。
学びを中心としたキャリアデザインが求められる。
この本が、未だに、生涯一職業、一企業という奇跡の幻想に囚われてる人達の、ジェリコの壁を壊す音色になればいいと思う。
キャリアモデルが劇的に変わっていくということは、
それをとりまくマーケット環境も激変するということ。
しんどい面もあるけれども、逆にビジネスチャンスと捉えてマーケティング戦略を練りましょう。
僕もまた色々と企画を考えます♫
意外に読みやすい本なので、もしまだの方はお早めに!