いよいよ平昌五輪が終わり、東京五輪まであと2年ですね。
『日本代表は13個のメダルを獲得して、これは冬季五輪史上最高の結果でした!!』
というニュースが飛び交っています。
このことは紛れもない事実なので、素直に喜んでも良さそうなもんですが、
僕らのように数字と向き合うことも結構多い仕事の場合、
素直に喜ぶ前に、下衆の勘ぐりをしてしまいます。
なんか、聞いたことない種目めちゃめちゃあったけど、総メダル数はどれぐらい増えてるの?
って気になってぐぐったら出てきました。
https://mainichi.jp/articles/20180220/ddm/035/070/126000c
日本の過去最高11個のメダル獲得大会だった長野五輪に比べると
なんと種目数が倍増してるんですね。
そら知らん種目だらけやわ。
ということで、日本のメダルを獲得数は冬季五輪史上過去最高を更新しましたが、
総メダル数における獲得メダル数のシェアは過去最高を更新できなかったということになりそうです。
いや、別にお祝いムードに水を差したいわけじゃなくてね、
羽生、小平、カーリングとかめちゃめちゃ感動しましたから。
表面的な数字に釣られないようにしましょう、データは見せ方次第で何とでも見せれちゃいますよ
というお話でした。
数字に強いかどうかというのは、計算が早いとかそういうことじゃなく、データの裏にある実態を見抜けるかという力だと思います。
データと向き合う、ということの大事さを噛み締めさせてくれる一冊がこちらです。