さて、中小企業が生き残るためには強みを作って伸ばすしかない、とはいったものの、
強みなんかありません、考えてしまう方もおおいでしょう。
何の強みもない企業というのは滅多にありません。気づいていないだけです。
でも、中には何の強みもない企業もあります。
そんなときは、どうすればいいか。強みを作るんです。育てるんです。
どうやって育てるか。
まずは、土壌を肥やすことです。
その土壌とは、ずばり人脈です。あなたを支えてくれるパートナーです。
もしあなたが、八百屋さんなら、農家の方と仲良くなって、市場で買うより安くおろしてくれる契約ができれば
それだけでもう、強みができます。
人は一人では生きられないように、商売もひとりの力、一社の力ではうまくいきません。
人脈こそ強さを生む土壌なのです。
人脈をつくるのはそんなに難しいことではありません。
まず、相手にとって必要とされる存在になることです。
先ほどの八百屋さんの話なら、農家の方の抱えている問題を解決してあげればいい。
たとえば農家では、消費者の顔が直接つながれるチャンネルを欲しがっているかもしれない。
農家の方に月に一度、自分の店をつかって直売会やってみませんか、と提案してみてはどうでしょう。
ほら、人と人とのつながり、ということをキーワードにすればどんどんアイデアがわいてきませんか?
強みがない、と嘆いてる企業の方は、もう一度、あなたのビジネスパートナーは誰かという点からマーケティング戦略を見直してみましょう。
とはいっても、どうやって人脈をつくったらいいかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方には、勉強会・交流会に参加し、最終的には主催者になる手法をお勧めします。
ポイントは人脈のハブになること。またこのことはいずれ詳しく書くつもりです。