全てはつながっている

ここまで顧客、ライバル、強み、という視点から、
マーケティング戦略を考えてきましたが、

実はこれは全部つながっています。

たとえば、あなたのライバルは誰か、という話は、
あなたの顧客は誰かをはっきりさせなければわかりません。

そして、強みは何か、という話は、顧客につながっています。

たとえば、低価格を強みとする英会話教室の場合、
顧客はビジネスマンではなく大学生の方がいいかもしれません。

あるいは、密着感を売りにする居酒屋の場合、
顧客は家族連れより単身者に絞った方がいいかもしれません。

顧客を見直すと、さらにその顧客に見合ったサービス内容を見直すことになり、
そのサービスについて、あなたのライバルは誰か、という話になります。

さらにライバルとの関係であなたの強みをまた見直す。
この繰り返しの中で、ビジネスモデルがどんどん磨き上げられていきます。

気がつけば
最初に描いていたビジネスモデルとは全然違うものができあがることもできます。

それでもいいんです。

大切なことは、顧客を起点に、ライバルや、自らの強みについて、ストーリーを語ることができるか、ビジネスモデル全体が、全てつながっている状態が理想です。

たとえば、今回紹介する、ベストセラー、ストーリーとしての競争戦略では、

理想的なビジネスモデル構築の例としてガリバーの例が取り上げられています。

◇自動車買取・販売ガリバーのビジネスモデルについては
http://221616.com/gulliver/corporate/Description.html

ポイントは低利益率でも高回転率+低在庫。

BtoCが当たり前と思われていた中古車販売業界においてBtoBを前提とした
オークション主体のビジネスに切り替えた「ストーリー」は
ぞっとするほど美しいばかりでなく、それが他社のビジネスモデルと真っ向から
食い違うものであることからなかなか真似されないという強みには感動すら覚えます。

みなさんのビジネスモデルについても、他の人にストーリーを語れるか、
もう一度見直してみましょう。

ストーリーとしての競争戦略 (Hitotsubashi Business Review Books)/東洋経済新報社

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